過去のコラム
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銀杏木窪(いちょうのきくぼ)の大銀杏【青森県】
階上町教育課・産業振興課
イチョウ王国である青森県。階上町の郷を少し山間に進んでいくと、突然姿を現し、天を目指すようにその姿を見せる。町内最大の巨木であり、樹齢1000年を誇る古木、青森県指定天然記念物…
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山王神社の被爆クスノキ【長崎県】
松尾政信(全国巨樹・巨木林の会会員)
今から 24年前の平成12年(2000年) 8 月 2 日、私は長崎市のJ R 浦上駅に降り立ちました。一週間後に被爆 55 周年の平和祈念日をひかえたその日は、真夏の太陽がじりじりと照りつける…
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常瀧寺の大イチョウ【兵庫県】
藤田元太(常瀧寺の大イチョウ再興プロジェクト運営メンバー、全国巨樹・巨木林の会会員)
のどかな風景が広がる兵庫県丹波市の山奥に、常瀧寺という古寺があります。その寺の裏山には、近畿最大の「常瀧寺の大イチョウ」がそびえています。地元の保存団体「乳の木さんを守る…
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平久保(びりくぼ)のシイ【東京都】
Saori Ohwada(ボタニカルペインター)
私が一番はじめに思い浮かべる巨樹は多摩ニュータウンの公園内にある「平久保のシイ」です。当時、都内から巨樹を見に行けるスポットをネットで探していました。実際に見に行ったのは…
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飛鳥神社の四本杉【三重県】
斎藤隆仁(全国巨樹・巨木林の会会員)
「全国の巨樹を巡る旅をする」。巨樹好きの方々は、1度は描く夢ではないでしょうか?旅に目的があると、その為に行動し、その結果良い流れになるものです。便利な世の中になりましたが…
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和田稲荷のシラカシ【東京都】
矢口芽生(東京都在住、全国巨樹・巨木林の会会員)
「生物多様性」、最近TV番組や新聞等でこの言葉を一度は見聞きした人も多いのではないでしょうか。これは多種多様な生きものたちのつながりを意味する言葉です。そして、このつながりが…
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迷子椎(まいごじい)【東京都・三宅島】
菊地ひとみ(東京都自然ガイド、ネイチャーガイド(earth wind & 代表))
「迷子椎」を語らずして、三宅島の巨木は語れない…という程、島の人々にとって愛着のあるスダジイの巨木。その名の由来は遠い昔、奥深い照葉樹の森で当時からひときわ大きかった迷子椎を…
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浄善寺(じょうぜんじ)の大銀杏【島根県】
西原由規(浄善寺副住職、全国巨樹・巨木林の会会員)
「山奥でひっそりと暮らしてきた巨樹も多いのですが、反対に長い年月の間、人々の生活の中で育まれてきた巨樹もたくさんあります。必ずしも天然記念物級の大木とは限りませんが、地域の…
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葛原(くずはら)の子持杉【岐阜県】
宮川圭司(岐阜県在住、巨樹・巨木林DB登録愛好家)
岐阜県の県都、岐阜市を流れる長良川の支流、武儀川の上流部に葛原地区があります。現在では山県市ですが、かつては美山町、昭和初期までは葛原村でした。その葛原地区にある若宮神社の…