過去のコラム
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旧田倉邸の大杉【東京都】
村瀬美美(株式会社 東京チェンソーズ林業事業部)
東京都檜原村(ひのはらむら)の藤原地区に建つ山岳民家の裏手にひっそりとたたずむスギの巨木。樹齢500年ともいわれる巨木の元に立つと神秘的な何かを感じずにはいられません。根元に目を…
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みんなの原っぱ大ケヤキ【東京都】
椎名豊勝(国営昭和記念公園自然観察ガイド、樹木医、全国巨樹・巨木林の会会員)
東京都立川市と昭島市にまたがる国営昭和記念公園は、2023年10月に開園40周年を迎え、すでに累計1億人の入園者数を達成し、近年では年間400万人の入園者に利用されている開園面積170ha…
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山寺の大イチョウ【山形県】
肥後貴美子(熊野の森もろおかスタイル代表、全国巨樹・巨木林の会会員)
父方の故郷、山形市山寺。「山寺の和尚さん」や松尾芭蕉の俳句「静けさや岩に染み入る蝉の声」などに歌われ、山深い寺の代名詞にもなっています。山寺は通称で、正式には宝珠山立石寺…
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善福寺のイチョウ【東京都】駒つなぎの樟【大阪府】(東西戦災樹木)
菅野博貢(明治大学農学部農学科環境デザイン研究室准教授)
戦災樹木は、太平洋戦争時の空襲による戦災の傷跡を残す樹木を指しますが、同様なものには原爆の痕跡を残す被爆樹木、関東大震災などの震災で傷を負った震災樹木もあります。また、大火を…
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首里金城町 内金城御嶽(うちかなぐしくうたき)の大アカギ【沖縄県】
比嘉淳子(沖縄県在住・作家)
『昔々、天界の神が島建てをし、人間を地上に降ろそうとしていました。それには木々が必要と考えた神様は、天界の木々に言います。「人間のために役立とうと考える木々よ、集まりなさい」福木と…
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御仏供(おぼけ)杉【石川県】
間明(まぎら)弘光(石川県巨樹の会副会長、全国巨樹・巨木林の会会員)
石川県には、国指定天然記念物に指定されている杉の巨樹が3本ありますが、このうちの1本が、白山市吉野にある御仏供杉です。1本の杉の木とは思えないくらいの大きさで、地上1m辺りから…
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飛木稲荷神社のイチョウ【東京都】
岩崎哲也(淡路景観園芸学校/兵庫県立大学大学院緑環境景観マネジメント研究科、全国巨樹・巨木林の会会員)
最も有名な焼けイチョウの一つが東京都墨田区押上にあります。このイチョウは唐沢孝一氏の著書『語り継ぐ焼けイチョウ』、『よみがえった黒こげのイチョウ』の表紙に掲載され、その黒々と…
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銀杏木窪(いちょうのきくぼ)の大銀杏【青森県】
階上町教育課・産業振興課
イチョウ王国である青森県。階上町の郷を少し山間に進んでいくと、突然姿を現し、天を目指すようにその姿を見せる。町内最大の巨木であり、樹齢1000年を誇る古木、青森県指定天然記念物…
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山王神社の被爆クスノキ【長崎県】
松尾政信(全国巨樹・巨木林の会会員)
今から 24年前の平成12年(2000年) 8 月 2 日、私は長崎市のJ R 浦上駅に降り立ちました。一週間後に被爆 55 周年の平和祈念日をひかえたその日は、真夏の太陽がじりじりと照りつける…