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巨樹・巨木林データベース

巨樹コラム

湯蓋の森・衣掛の森(1)

2018年01月更新

 西日本、とりわけ福岡県にはクスノキの巨木が数多く見受けられます。福岡市からみて東南東に位置する糟屋郡宇美町の宇美八幡宮の境内には、神功(じんぐう)皇后伝説にゆかりのある巨木で国指定天然記念物のクスノキが2本存在します。
 社殿広場前にあるのが、「湯蓋(ゆぶた)の森」と呼ばれているクスノキで、幹回り15m、四方に枝を大きく広げて、若々しく樹勢は旺盛です。神社を訪れた人は、参拝の前にまず、この樹の迫力に圧倒されて足を止めています。神功皇后が三韓遠征後、この地で応神天皇を出産し、この樹の下で産湯を使ったということから「湯蓋の森」と呼ばれています。また、「宇美(ウミ)」という地名も「産み」にちなんで名付けられたとも言われています。((2)に続く)